- 著者名/
- 大久保房男
- 出版年/
- 2008年9月
- 定価/
- 2,750円(税込)
- 版型/
- 四六判 上製函入
- 頁数/
- 352
- ISBN/
- 978-4-89381-239-1
著者略歴 大久保房男(おおくぼ・ふさお)
1921年9月1日紀州熊野に生る。三重県立津中学より慶應義塾大学国文科に進み、折口信夫に師事。学徒出陣で海軍予備学生となり、終戦により復学し、1946年9月卒業。同年11月講談社に入社し「群像」編集部に入る。1955年より1966年まで同誌編集長。著書に小説『海のまつりごと』(藝術選奨文部大臣新人賞)『人間魚雷搭乗員募集』、エッセイ『文士と文壇』『文藝編集者はかく考える』『理想の文壇を』『文士とは』『文士のゴルフ』『日本語への文士の心構え』『終戦後文壇見聞記』『文士と編集者』『戦前の文士と戦後の文士』。2014年逝去。享年92歳。 |
特徴と内容
文士の信頼篤き著者がここに明らかにする文壇の真実
文藝編集者として一時代を画した著者が、文士と編集者が最も密接であった頃をありのままに語る。文学愛好者・編集志望者必読の書。
「文士と編集者」目次より
作家と編集者/対談・文藝雑誌とは何か(遠藤周作×大久保房男)/涎の出そうな文藝史資料/吉行淳之介について−『男と女の子』から・
『闇のなかの祝祭』へ/ 高見順『いやな感じ」をめぐる思い出/ 戦時下の折口信夫−一学生の見聞/ 文士中の文士/ 文士の手紙/ 原稿の字と揮毫の字/ 軍艦マーチを流すゴルフ場/ 丹羽ゴルフ学校という学校/ 軽井沢の文壇ゴルフ 他 |