紅書房(べにしょぼう)

俳句集・短歌集・歳時記・小説など、文芸全般を対象に独自の出版を目指し続ける紅書房

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花過ぎ 井上靖覚え書

花過ぎ 井上靖覚え書
著者名/
白神喜美子
出版年/
1993年5月 第五刷
定価/
1,922円(税込)
版型/
四六判 上製カバー装
頁数/
168
ISBN/
978-4-89381-068-7

著者略歴

白神喜美子(しらかみ・きみこ)
1911年10月18岡山市に生る。1930年3月就実高等女学校卒業。大阪新聞社文化部を経て1945年1月毎日新聞大阪本社入社、「華文毎日」担当、8月「サンデー毎日」に移る。1947年4月退社。翌年上京。1961年より華道小原流研美会の工藤和彦氏に師事、かたわら後進の指導に当る。1993年逝去。

特徴と内容

文豪のめざましい活躍の陰に、その人のため身を捨てて一尽くした愛の女性があった。
が、ついに別れの日が来て彼女は静かに去る。思い出にひとり涙しつつ彼女は云う。
「私の願う人は無冠の人でした。」可憐な一言を文学そのものに投げて花の向うに彼女は去って行ったのだ。 (永瀬清子・詩人)

本書は、今後井上靖の文学を語る上で、欠かせぬ資料となるであろう。 著者が三十余年の沈黙を破り、文豪井上靖と関わった十六年間について語る。 作家としてはまだ無名時代の井上靖を陰で支え、励ました著者。『闘牛』で芥川賞を受賞する前後の様子や、作家として徐々に名声が出てくる様子、原稿締切に追われる姿など、今まであまり知られていない作家の一面を描く。井上ファンならずとも必携の本。

本の中身

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