和知喜八 大正2年(1913)4月25日、現東京都町田市に生る。昭和12年ごろより、樹蜂と号して「馬酔木」に投句、同15年「寒雷」創刊とともに参加。同23年同人。45年、寒雷清山賞受賞。同33年3月、「響焔」を創刊代表。同50年より主宰。平成10年名誉主宰。平成16年、現代俳句大賞受賞。同年10月23日没。享年91歳。
若くして職場俳句の旗手として注目を浴び、以後俳誌「響焔」を創立主宰し、活躍を続けた和知喜八の全句業を網羅する。