紅書房(べにしょぼう)

俳句集・短歌集・歳時記・小説など、文芸全般を対象に独自の出版を目指し続ける紅書房

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海を渡った光源氏 −ウェイリー、『源氏物語』と出会う

海を渡った光源氏
著者名/
安達 静子
出版年/
2014年7月
定価/
2,954円(税込)
版型/
四六判 上製カバー装
頁数/
432
ISBN/
978-4-89381-294-0

著者略歴

安達静子(あだち・しずこ)
盛岡市在住。国語教師として在職中、北村季吟の『源氏物語湖月抄』を読破、以来『源氏物語』と紫式部に傾倒し、関連の講座や朗読、読書会などに携り、現在に至る。地元で『源氏物語』と『The Tale of Genji』の比べ読みは、現在も継続中。著書に『拾い読み源氏物語―雅・あはれのはざまには』『紫式部の憂鬱』。

特徴と内容

異文化・異言語の時空を超えて、二つの個性が交響する。

大英博物館の東洋版画・素描部で仕事をしていたウェイリーは、ある時、一枚の版画を手にして、その片隅に書かれている数行の文に、ふと目がいった…」(本文より)――『源氏物語』翻訳の金字塔、アーサー・ウェイリー(1889-1966)の華麗な英訳書『The Tale of Genji』をあわせ読み、紫式部の物語の本来の魅力に多角的に光をあてる労作!

夕顔の女は girl か lady か woman か――。 光源氏が藤壺に迫る時、英訳ではあえて「非常に冷淡で軽蔑に満ちた」態度を見せた藤壺。「青鞜の女」まで登場する、筆赴くままのウェイリーに対して、紫式部の文体はあくまで抑え目な語りのなかに人間把握の鋭さをみせる。

本の中身

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