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風雲月露 ―俳句の基本を大切に
編者略歴柏原眠雨(かしわばら・みんう) 仙台市在住。昭和10年、東京生れ。昭和25年「青蝶」入会、神葱雨に師事。昭和54年「風」入会、沢木欣一に師事。平成元年「きたごち」創刊主宰。句集に『炎天』『草清水』『露葎』。東京大学文学部(哲学)卒。埼玉大学助教授、お茶の水女子大学助教授を経て、東北大学文学部(哲学)教授、現在東北大学名誉教授。 |
特徴と内容本物の俳句を志す人に贈る手引書 「あくまで基本を守り通して作句を続けることは、実は大変重たいことなのである。平凡のようで、実は志の高いたいそう非凡なことであると思う。」(本文より) 哲学者にして俳人の著者による、哲学の知見をも加えた独自の俳句論全174篇。俳誌「きたごち」に創刊以来書き継がれた一篇一篇が、テーマ別に分類され、重厚かつわかりやすい俳句の指導書となった。読んでいるうちに自ずと俳句の王道へと導いてくれる、俳人必読の書。 |
本の中身 |