- 著者名/
- 逸見 久美
- 出版年/
- 2019年5月
- 定価/
- 2,530円(税込)
- 版型/
- 四六判
- 頁数/
- 336
- ISBN/
- 978-4-89381-315-2
著者略歴
逸見久美(いつみ・くみ)
1926年兵庫県芦屋出身。早稲田大学文学部国文科卒業、同大学院修了。父は作家翁久允。青林書院社主逸見俊吾氏と結婚。第一子出産、実践女子大学日本文学研究科博士課程修了。1975年『評伝 与謝野鉄幹晶子』により文学博士号の学位取得(1977年)。女子聖学院短期大学教授、徳島文理大学教授、聖徳大学教授を歴任。主な著書に『新みだれ髪全釈』、『与謝野寛晶子の書簡をめぐる考察』、『紫全釈』、『鴉と雨全釈』、他多数。歌集に『わが夢の華』など4冊。現在『鉄幹晶子全集』(全40巻)編纂刊行中。 |
特徴と内容
――研究ひとすじ60余年――
与謝野鉄幹・晶子研究の、そして日本近代文学女性研究者の草分け逸見久美が、みずからの著書と研究の足跡をたどりつつ想い出すさまざまを綴る。与謝野研究の折々に関わった文学者、文化人たちとの幅広い交流も描かれ、巻頭の口絵写真も興味深い。与謝野文学研究家・愛好家・学生必読の一書。 著者の詳細な書誌・評価を併せて収録。
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