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心うた 百歌清韻 ―和歌秀詠アンソロジー
著者略歴松本章男(まつもと・あきお)1931年京都市生れ。京都大学文学部フランス文学科卒業。元人文書院取締役編集長。著述業、随筆家。2008年、『西行 その歌その生涯』で第17回やまなし文学賞受賞。主な著書に『京の裏道』、『歌帝 後鳥羽院』、『和歌で感じる日本の春夏』、『和歌で愛しむ日本の秋冬』。 |
特徴と内容万葉から江戸末期まで、聞こえくる心のひびき 旅を、夢を、天象を、そして人の命や死を思い、古来さまざまな心が詠われてきた。それらを集めた部立て「雑」の歌514首を著者が万余の歌書から選びぬいた好アンソロジー。己の心を見つめ詠う歌人たちの思いを、味わい深く鑑賞し、人間成就への道を思索する過程や心情を、当時の歴史的背景や歌書から読み取る書下ろし好著。『恋うた・百歌繚乱』と同時発売。 |
本の中身 |