紅書房(べにしょぼう)

俳句集・短歌集・歳時記・小説など、文芸全般を対象に独自の出版を目指し続ける紅書房

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虚子点描

虚子点描
編者名/
矢島 渚男
出版年/
2022年1月
定価/
2,420円(税10%込)
版型/
四六判上製カバー装
頁数/
256
ISBN/
978-4-89381-349-7

編者略歴

矢島渚男(やじま・なぎさお)
1935年長野県生れ。東大文学部卒。石田波郷、加藤楸邨に師事。俳誌「梟」主宰。
読売新聞俳壇選者。句集『百済野』にて芸術選奨文部科学大臣賞、『冬青集』にて蛇笏賞受賞。『与謝蕪村散策』『新解釈「おくのほそ道」』など古典研究の著書、随想集多数。小社刊『俳句の明日へU』『俳句の明日へV』『身辺の記』『身辺の記U』などあり。

特徴と内容

虚子はいかにして俳人虚子になっていったのか。近代俳句界の大樹、高浜虚子(1874・明治7年―1959・昭和34年)。その起伏にとんだ生涯と数々の魅力あるあまたの名句を、明治、大正、昭和前期、疎開した小諸時代、そして鎌倉に帰った晩年の昭和後期という時代の流れの中に、鑑賞し、吟味し、考察した斬新な虚子像。

本文収録句より一部紹介

春雨の衣桁に重し恋衣/遠山に日の当りたる枯野かな/桐一葉日当りながら落ちにけり/春風や闘志いだきて丘に立つ/白牡丹といふといへども紅ほのか/流れ行く大根の葉の早さかな/神にませばまこと美はし那智の滝/もの置けばそこに生まれぬ秋の蔭/爛々と昼の星見え菌生え/去年今年貫く棒の如きもの/独り句の推敲をして遅き日を/など鑑賞句164句・関連引用句142句。
巻末に掲出句索引掲載。

本の中身

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