紅書房(べにしょぼう)

俳句集・短歌集・歳時記・小説など、文芸全般を対象に独自の出版を目指し続ける紅書房

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彩紅帖(さいこうちょう)

彩紅帖
著者名/
尾崎左永子
出版年/
1990年10月
定価/
2,776円(税込)
版型/
A5判変型
頁数/
216
ISBN/
978-4-89381-046-5

著者略歴

尾崎左永子(おざき・さえこ)
1927年東京生。東京女子大国語科在学中に佐藤佐太郎門下となる。1957年、歌集『さるびあ街』刊行。また放送作家、作詞家として活動。1965年、夫の研究留学に従って渡米。はじめて日本語の美しさに目ざめる。帰国後松尾聡門下として源氏物語に取り組み、『源氏の恋文』(日本エッセイスト・クラブ賞)、『源氏の薫り』、『梁塵秘抄漂游』、『新訳源氏物語全四巻』、『源氏物語随想――歌ごころ千年の旅』などを刊行。歌集『彩紅帖』。1999年歌集『タ霧峠』で迢空賞受賞。2001年、「星座−歌とことぱ」創刊。近著に、『古典いろは随想』、『香道蘭之園』校訂解題、『敬語スタディー』、『神と歌の物語・新訳古事記』、歌集『青孔雀』、書き下ろし歌集『さくら』などがある。日本エッセイスト・クラブ常務理事。

特徴と内容

都市詠に繰広げる著者の知性と抒情。
処女歌集『さるびあ街』と『土曜日の歌集』の間を埋める509首収載。

尾崎左永子さんには夙に『さるびあ街』という名歌集がある。その知的で清い抒情は若いぼくらを大いに魅了したものである。さらに本人もいうようにこの歌集の内容が「二十代の愛と別離」だったことがその印象を際立たせていた。今度の『彩紅帖』はその別離以後の、自らを見つめながら、徐々に立ち直りつつ、新しい世界をひらいてゆこうとするそういう時期と重なっている。          ――長澤一作氏(紅通信23号より転載)

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